出産の記録
by ハンハン
いきなりですが、今日は床上げです (; ^ω^)
今考えると「3週間しか経ってないなんて!!」と驚愕しちゃうほどバタバタと過ぎていった3週間でした。日本ではやっとお母さんが布団から起き上がれるといって床上げというみたいですね。韓国でも3週間は意味を持つのですがその話はおいおいにして。。。
3週間いっぱいになってやっとブログを開いてみるほんの少しの余裕ができました。
1月21日。予定日を1日前にして元気な女の子に出会えました。私は忍耐力というのがまるで「ない」とよく旦那にからかわれてきてのですが、今回だけはものすごい忍耐力を発揮、というか忍耐しすぎて困るところでした (^_^;A 早朝に始まった陣痛を我慢しすぎて病院に向かうのが遅れてしまったのです。出産ってものすごい痛いと言うから、もっと痛くなるだろうもっと痛くなるだろうと思いながら我慢してたら、出血 Σ(◎□◎|||) 病院に連絡を取ってみたら今すぐ来いとのことで、急いで向かったものの無痛を打ってもらうには間に合わず。。。 (´;ω;`) アメリカだと「ほぼみんな」が打ってもらう無痛もナシで産みました。忍耐力、私にもあったみたいです。
で、未経験者にはもっとも気になるところであろう「どれだけ痛いか」の話ですが
やはり「めちゃ痛い」「人生で一番痛かった」としか表現しようがありませんね。私も出産前はよく先輩たちに「生理痛に似てますか?」「盲腸炎より痛いですか?」などなど聞いて回ったんだけど、やっぱりそこも「ちょっと違うな」としか答えようがありませんね。強いて言えば「のこぎりで腰辺りをゴシゴシ切っているような」感じ?!でもそんなこと経験したわけないからわかりませんよね。
さて、私の出産当日の話です。
こちらの病院では旦那さんが立ち入るのが普通というか当たり前になっていて我が旦那も立ち入りました。かなりエグいよ〜とか、血ぃ飛び回ってエラいで〜とか、経験者の話を聞いて心の準備をして、
私が苦しい顔をしているとじっと目を見て手を握って「そばにいるよ。一緒に頑張ろう」ってカユイことを言おう!と練習までしました。子どもと初対面してからはちょい涙ぐんで「ありがとう。お疲れさん」とも言おうって。
しかし、現実とは。。。
無痛が打てなかったことと、陣痛を家で我慢しすぎたことで本番は予想外に早い展開でした。病院に入ってから手続きをしているうちにドーッと血が流れ始め、
急いで部屋を当てられていきなり始まるわけですよ。プッシュ!
プッシュ始まる時点だと陣痛も最高点なのでもうそこはフーフーハーハーと習った通りの呼吸を保つことすら精一杯。
ギュッと手を握って応援してくれる。。。はずだった旦那は(自分曰く)パニック。
可愛く弱々しい青白い顔で苦しむ。。。はずだった私は酔っ払ったおっさんみたいなうめき声を出して唸っている (*-д-)-з
婦人科医と出産前に何度も「無痛でお願いします」と打ち合わせしていたのに打ってもらえなかったワタクシは人生初めての激痛に耐えながらも一つ考えたことがあるんです。このとんでもない痛みは赤ちゃんが出てくる瞬間終わる!とのこと。だったら思いっきり押して一刻でも早く出してしまえばいいのだ!と。
ということで、
お医者さんの「プッシュ!」サインと共に超人間的力を出して思いっきりプッシュ!!!!
勇気づけてくれる目的でテキトウに言ってくれているのかもしれないけど「後少し!」とお医者さんが言ってたのでもう一度思いっきりプッシュ!!!!!
あー
どこか身体の一部が破れた気がする。。。という時に
「頭出ました!」とのお医者さんの一言。
ほんじゃああと一回だけ、肩が通ると終わる!
ということでもう一度お医者さんの「プッシュ」サインと共に
「ゴルァアアアアアア!!!!!!!」とヘンなかけ声を出して、最後のワンプッシュ!
「出た出た!出た出た!」とアホみたいに繰り返す旦那と
ギャーと響き渡る赤ちゃんの泣き声と
「くはー」と、一仕事終えて一服しているおっさんみたいな声を出して脱力するワタクシ。
というなんだかコミックな我が3人家族でした。
体力悪いことと、健康状態危ないことで出産大丈夫だろうかと周りの人々を散々心配させてきた私がまさかの3プッシュで出産したわけです!これが一番コミック;;
その後はまあ。。。寝不足と洗濯物の山の生活です。
私は韓国の慣習により3週間部屋に引きこもってわかめスープを飲み、母乳を作る機械のようなものになりました。途中で乳腺炎になりえらい熱が上がったりして病院には行ったものの、ちゃんと顔にBBクリーム塗って出かけたのは3週間いっぱいの今日。久しぶりに天気も晴れてとっても気持ちよかったです。
嘘じゃなくて、3週間毎日3食わかめスープ付きでした (ノ_-;)ハア…
カフェインは母乳分泌を押さえるからと。小麦粉は赤ちゃんがアレルギーになるかもしれないからと。いろいろ食べてはいけないものの多いこと!
それに乳腺炎の薬のせいで食欲のないことないこと。。。
文明人の食べ物が食べたい!オシャレブランチ食べたい!コーヒー飲みたい!!!!と、もうすぐ叫んでしまいそうになった時点でやっと迎えられた床上げ!
文明社会に戻った記念にまずはスタバに行きました。実はハンバーガー食べに行きたかったけど、行列長かったからスタバで文明の飲み物を。
母乳なんて満足に出てないのでやはりカフェインは怖い。。。カフェインめちゃ低いお茶にしましたけどね。それでもものすごくハイカラな気分が味わえましたよ〜
なんか、哺乳類から文明人に進化した気分!!
出産前はなんとも思ってなかった些細なことが、こんなにもありがたいんだと感じました。
まだまだこれからもたくさんのチャレンジがあるだろうし、
新しく気づくこともたくさんあるでしょう。
その全てを大切に胸に納めていきたいと思います。
三都物語の新しい章が始まります。
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今考えると「3週間しか経ってないなんて!!」と驚愕しちゃうほどバタバタと過ぎていった3週間でした。日本ではやっとお母さんが布団から起き上がれるといって床上げというみたいですね。韓国でも3週間は意味を持つのですがその話はおいおいにして。。。
3週間いっぱいになってやっとブログを開いてみるほんの少しの余裕ができました。
1月21日。予定日を1日前にして元気な女の子に出会えました。私は忍耐力というのがまるで「ない」とよく旦那にからかわれてきてのですが、今回だけはものすごい忍耐力を発揮、というか忍耐しすぎて困るところでした (^_^;A 早朝に始まった陣痛を我慢しすぎて病院に向かうのが遅れてしまったのです。出産ってものすごい痛いと言うから、もっと痛くなるだろうもっと痛くなるだろうと思いながら我慢してたら、出血 Σ(◎□◎|||) 病院に連絡を取ってみたら今すぐ来いとのことで、急いで向かったものの無痛を打ってもらうには間に合わず。。。 (´;ω;`) アメリカだと「ほぼみんな」が打ってもらう無痛もナシで産みました。忍耐力、私にもあったみたいです。
で、未経験者にはもっとも気になるところであろう「どれだけ痛いか」の話ですが
やはり「めちゃ痛い」「人生で一番痛かった」としか表現しようがありませんね。私も出産前はよく先輩たちに「生理痛に似てますか?」「盲腸炎より痛いですか?」などなど聞いて回ったんだけど、やっぱりそこも「ちょっと違うな」としか答えようがありませんね。強いて言えば「のこぎりで腰辺りをゴシゴシ切っているような」感じ?!でもそんなこと経験したわけないからわかりませんよね。
さて、私の出産当日の話です。
こちらの病院では旦那さんが立ち入るのが普通というか当たり前になっていて我が旦那も立ち入りました。かなりエグいよ〜とか、血ぃ飛び回ってエラいで〜とか、経験者の話を聞いて心の準備をして、
私が苦しい顔をしているとじっと目を見て手を握って「そばにいるよ。一緒に頑張ろう」ってカユイことを言おう!と練習までしました。子どもと初対面してからはちょい涙ぐんで「ありがとう。お疲れさん」とも言おうって。
しかし、現実とは。。。
無痛が打てなかったことと、陣痛を家で我慢しすぎたことで本番は予想外に早い展開でした。病院に入ってから手続きをしているうちにドーッと血が流れ始め、
急いで部屋を当てられていきなり始まるわけですよ。プッシュ!
プッシュ始まる時点だと陣痛も最高点なのでもうそこはフーフーハーハーと習った通りの呼吸を保つことすら精一杯。
ギュッと手を握って応援してくれる。。。はずだった旦那は(自分曰く)パニック。
可愛く弱々しい青白い顔で苦しむ。。。はずだった私は酔っ払ったおっさんみたいなうめき声を出して唸っている (*-д-)-з
婦人科医と出産前に何度も「無痛でお願いします」と打ち合わせしていたのに打ってもらえなかったワタクシは人生初めての激痛に耐えながらも一つ考えたことがあるんです。このとんでもない痛みは赤ちゃんが出てくる瞬間終わる!とのこと。だったら思いっきり押して一刻でも早く出してしまえばいいのだ!と。
ということで、
お医者さんの「プッシュ!」サインと共に超人間的力を出して思いっきりプッシュ!!!!
勇気づけてくれる目的でテキトウに言ってくれているのかもしれないけど「後少し!」とお医者さんが言ってたのでもう一度思いっきりプッシュ!!!!!
あー
どこか身体の一部が破れた気がする。。。という時に
「頭出ました!」とのお医者さんの一言。
ほんじゃああと一回だけ、肩が通ると終わる!
ということでもう一度お医者さんの「プッシュ」サインと共に
「ゴルァアアアアアア!!!!!!!」とヘンなかけ声を出して、最後のワンプッシュ!
「出た出た!出た出た!」とアホみたいに繰り返す旦那と
ギャーと響き渡る赤ちゃんの泣き声と
「くはー」と、一仕事終えて一服しているおっさんみたいな声を出して脱力するワタクシ。
というなんだかコミックな我が3人家族でした。
体力悪いことと、健康状態危ないことで出産大丈夫だろうかと周りの人々を散々心配させてきた私がまさかの3プッシュで出産したわけです!これが一番コミック;;
その後はまあ。。。寝不足と洗濯物の山の生活です。
私は韓国の慣習により3週間部屋に引きこもってわかめスープを飲み、母乳を作る機械のようなものになりました。途中で乳腺炎になりえらい熱が上がったりして病院には行ったものの、ちゃんと顔にBBクリーム塗って出かけたのは3週間いっぱいの今日。久しぶりに天気も晴れてとっても気持ちよかったです。
嘘じゃなくて、3週間毎日3食わかめスープ付きでした (ノ_-;)ハア…
カフェインは母乳分泌を押さえるからと。小麦粉は赤ちゃんがアレルギーになるかもしれないからと。いろいろ食べてはいけないものの多いこと!
それに乳腺炎の薬のせいで食欲のないことないこと。。。
文明人の食べ物が食べたい!オシャレブランチ食べたい!コーヒー飲みたい!!!!と、もうすぐ叫んでしまいそうになった時点でやっと迎えられた床上げ!
文明社会に戻った記念にまずはスタバに行きました。実はハンバーガー食べに行きたかったけど、行列長かったからスタバで文明の飲み物を。
母乳なんて満足に出てないのでやはりカフェインは怖い。。。カフェインめちゃ低いお茶にしましたけどね。それでもものすごくハイカラな気分が味わえましたよ〜
なんか、哺乳類から文明人に進化した気分!!
出産前はなんとも思ってなかった些細なことが、こんなにもありがたいんだと感じました。
まだまだこれからもたくさんのチャレンジがあるだろうし、
新しく気づくこともたくさんあるでしょう。
その全てを大切に胸に納めていきたいと思います。
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母乳でないのはやっぱりたいへんですね。
返信削除赤ちゃんの吸い込みが弱いとでないので、搾乳機で絞るのも手ですよ。
(すると母乳の出も良くなる。)
私の娘は12歳なので随分むかしでしたが、Mother's Milkというお茶を飲んでがんばりました。
結構利きましたよ。お試しアレ。
ほんとに、本当にに
返信削除おめでとうございます‼︎
実は私は超難産でした(笑)大丈夫と励ましながら、やっぱりお産は何があるかわからないので、NYの雪のニュースや、ブランケットを編みながら 影ながら 御出産の
記事を待っていました。
はじめは母乳、抱っこのオンパレードでお体ツライと思います。十分ご自愛くださいませ。新しい章のはじまりに、かんぱーい
本当におめでとうございます♪♪
返信削除無痛打てなかったのは残念だったけど、3回のプッシュで愛娘と会えたのはよかったですね!!
私はプッシュに3時間でした^^;
床上げばんざい!これから美味しいもの食べながら、育児がんばっていきましょう!
ご出産おめでとうございます!
返信削除先日、編み物→モチーフであちこち見ていてたどり着きました。
ブランケットの色合いの絶妙さに感動してしまい、
ぜひ参考にさせて頂きたくコメント致します。
ハンハンさんのようには上手く作れないかもですが、チャレンジしてみようと思っています。
編み物の出来映えもさる事ながら、記事もとても面白くてつい読みふけって笑ったり感心したり…
赤ちゃんがお生まれになった事で、毎日がとてもお忙しい事と思いますが、
くれぐれもご自愛くださいませね
ご家族にさらなる平和と安らぎが訪れますように・:*:・:*:・