韓国人がパーティーにトイレットペーパーを持って行く理由は?
by ハンハン
多分持ってくるだろうなと思ってはいたけど、本当に持ってきたのか!!と笑っちゃいました。
そう。昨日は我が家の引っ越しパーティー(チプトゥリ/집들이)でした。といっても我が家を買ったわけではないので正式にはチプトゥリとは言えないんですけど、新婚の夫婦は借家でもパーティーをします。旦那さんやヨメの友達を呼んで、皆でワイワイしたりヨメの料理を自慢したり、飲んだくれたり(←重要)するのが韓国のチプトゥリというものです。普通韓国で新居を構えた新婚さんだと会社の人、大学の友達、高校の友達、中学の友達などなどのグループにわけて1〜2ヶ月ぐらいはパーティーが続きます。ヨメの骨が折れる音が聞こえる;;;
私たちは新婚でもないのでやる必要はなかったのですが、引っ越しの時に手伝ってくれた夫の後輩を含め、韓国人友達を何人か呼びたいと夫が言うのでやることにしました。韓国の家庭料理に飢えている韓国男子がドッと寄せてきて、結構な暴れっぷりでした (^_^;A
さて、そこには一つ面白い習慣があるので今日はその話をしたいと思います。
韓国人がチプトゥリと言って人を誘うと、呼ばれたお客さんが必ず持って行く品があるんです。それがトイレットペーパー!
なんて汚くて下品なんやろう。。。とお思いになりましたか?まだまだ早いです。
韓国は基本的に紙物の質が良くてトイレットペーパーもとても肌触りがよくて分厚い、ちょっとした美容ティッシュのレベルなんです。多分こういうパーティーによくプレゼントするからだんだん質が上がってきたはずですが、もともと紙の質にこだわる習性があるのかコピー用紙は裏抜けところか蛍光ペンも乗らないコットンペーパー並み。
トイレットペーパーはチプトゥリの定番ギフトなので、韓国のスーパーにはそれ専用のパッケージのが置いてあるほどです。パッケージに家の絵が描いてあったり、縁起のいい言葉が書いてあったりね。
またもう一つ定番のものがあって、洗剤!
またこちらもなんかビミョウ。。。
だけどやっぱり定番なのでこちらも専用のパッケージがあります。
では、なぜ韓国人はこんな下品で失礼っぽいものをわざわざ引っ越しパーティーに持って行くのでしょうか?
それはまず、いっぱいもらっても困らないからでしょうね。どうせトイレットペーパーは使うものだし、タオルとかクッションなどの物と違って「家の雰囲気に合わない」など細かい好みの問題もないですしね。
一旦チプトゥリを始めると毎週のように何件も続くのが当たり前だから、食べ物をもらってもそんなにたくさんは食べられませんし。
だからストックできて、いずれ必ず使う物。そして引っ越しのドタバタ騒ぎに手が回らないがちなトイレットペーパーをお客さんが買って行くんです。
それにもう一つの説があって
トイレットペーパーや洗剤は水に溶ける物。
水に溶けるという意味の韓国語動詞に「プリダ/풀리다」というのがありますが
その音が「問題が解決する、万事上手く行く、解ける」という意味の言葉と同じなのでそのシャレでプレゼントする。という説もあります。
どちらにせよかなり長い間忘れていた習慣なので久しぶりに懐かしい思いをしました。
昔日本に留学してた時はその話を聞きつけた日本人の友達がティッシュを買って遊びにきてくれたことがあり、懐かしいな〜って。
でもさすがにいいお嬢さんが真っ昼間からトイレットペーパーを持って大阪市内を闊歩するわけにはいかない。西淀川区のY子さんは美容ティッシュを、尼崎からのM子さんとR子さんは可愛いエコバッグにトイレットペーパーをぎゅうぎゅうと詰めて持ってきてくれたな〜 懐かしいな〜
あ!ちなみに写真のトイレットペーパー、
アメリカで一番肌触りの良い物だそうです (^_^;A アメリカ在住の方は是非お試しください。私もちょっと、楽しみです ヾ(=^▽^=)ノ
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そう。昨日は我が家の引っ越しパーティー(チプトゥリ/집들이)でした。といっても我が家を買ったわけではないので正式にはチプトゥリとは言えないんですけど、新婚の夫婦は借家でもパーティーをします。旦那さんやヨメの友達を呼んで、皆でワイワイしたりヨメの料理を自慢したり、飲んだくれたり(←重要)するのが韓国のチプトゥリというものです。普通韓国で新居を構えた新婚さんだと会社の人、大学の友達、高校の友達、中学の友達などなどのグループにわけて1〜2ヶ月ぐらいはパーティーが続きます。ヨメの骨が折れる音が聞こえる;;;
私たちは新婚でもないのでやる必要はなかったのですが、引っ越しの時に手伝ってくれた夫の後輩を含め、韓国人友達を何人か呼びたいと夫が言うのでやることにしました。韓国の家庭料理に飢えている韓国男子がドッと寄せてきて、結構な暴れっぷりでした (^_^;A
さて、そこには一つ面白い習慣があるので今日はその話をしたいと思います。
韓国人がチプトゥリと言って人を誘うと、呼ばれたお客さんが必ず持って行く品があるんです。それがトイレットペーパー!
なんて汚くて下品なんやろう。。。とお思いになりましたか?まだまだ早いです。
韓国は基本的に紙物の質が良くてトイレットペーパーもとても肌触りがよくて分厚い、ちょっとした美容ティッシュのレベルなんです。多分こういうパーティーによくプレゼントするからだんだん質が上がってきたはずですが、もともと紙の質にこだわる習性があるのかコピー用紙は裏抜けところか蛍光ペンも乗らないコットンペーパー並み。
トイレットペーパーはチプトゥリの定番ギフトなので、韓国のスーパーにはそれ専用のパッケージのが置いてあるほどです。パッケージに家の絵が描いてあったり、縁起のいい言葉が書いてあったりね。
またもう一つ定番のものがあって、洗剤!
またこちらもなんかビミョウ。。。
だけどやっぱり定番なのでこちらも専用のパッケージがあります。
では、なぜ韓国人はこんな下品で失礼っぽいものをわざわざ引っ越しパーティーに持って行くのでしょうか?
それはまず、いっぱいもらっても困らないからでしょうね。どうせトイレットペーパーは使うものだし、タオルとかクッションなどの物と違って「家の雰囲気に合わない」など細かい好みの問題もないですしね。
一旦チプトゥリを始めると毎週のように何件も続くのが当たり前だから、食べ物をもらってもそんなにたくさんは食べられませんし。
だからストックできて、いずれ必ず使う物。そして引っ越しのドタバタ騒ぎに手が回らないがちなトイレットペーパーをお客さんが買って行くんです。
それにもう一つの説があって
トイレットペーパーや洗剤は水に溶ける物。
水に溶けるという意味の韓国語動詞に「プリダ/풀리다」というのがありますが
その音が「問題が解決する、万事上手く行く、解ける」という意味の言葉と同じなのでそのシャレでプレゼントする。という説もあります。
どちらにせよかなり長い間忘れていた習慣なので久しぶりに懐かしい思いをしました。
昔日本に留学してた時はその話を聞きつけた日本人の友達がティッシュを買って遊びにきてくれたことがあり、懐かしいな〜って。
でもさすがにいいお嬢さんが真っ昼間からトイレットペーパーを持って大阪市内を闊歩するわけにはいかない。西淀川区のY子さんは美容ティッシュを、尼崎からのM子さんとR子さんは可愛いエコバッグにトイレットペーパーをぎゅうぎゅうと詰めて持ってきてくれたな〜 懐かしいな〜
あ!ちなみに写真のトイレットペーパー、
アメリカで一番肌触りの良い物だそうです (^_^;A アメリカ在住の方は是非お試しください。私もちょっと、楽しみです ヾ(=^▽^=)ノ
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