【NY本屋便り】今NYで売れている本・気になる本 8月Rizzoli編
by ハンハン
NYのまちなか本屋から不定期かつ気まぐれにお伝えするNY本屋便り。
8月のRizzoli編です。(芸術書専門の書店Rizzoliの詳細はこちら)
8月はニューヨーカーの皆さんにも夏休みの時期であり、世界の各地から訪れるお客さんで賑わいます。本屋にもお土産に良さげなニューヨーク関連の本が増えている気がします。
文学書においても重苦しいものよりは夏休みに読んで気分転換できるようなお話が目立ちます。
Rizzoliで気になった本はこちら。
ただいまMOMAで開かれている展示で再び注目を集めている近代建築の巨匠 Le Corbusier。関連書籍が目立つ場所に並べられています。
ちなみにですが、ニューヨークタイムズおよびアメリカの新聞各社が発表するベストセラーリストを見るとたまに建築や都市計画の本が載っていることがあって私にはやや衝撃的でした。中には、我が国では専門書の領域に入る本もあり、アメリカ人の幅広い読書傾向には感心したものです。考えてみると、歴史や古典文学の本はその専門度が高いとしてもたくさんの人々に読まれているのに建築や都市計画の本は専門家に限られているなんておかしいですよね。
Le Corbusier's Pavilion for Zurich
by
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何と言っても夏は夏休み!夏休みと言えば、旅行!
旅心に火と灯す世界の名所の写真集は、旅に出かける前にワクワクしながらそのページをめくっても良し、旅の後に思い出を語りながら眺めても良し。
London
by
Amazonドットコムの方はこちら
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ニューヨークタイムズ社が手がけた36時間シリーズのヨーロッパ編。
ロンリープラネットのような情報系旅行ガイドブックとはひと味違う旅行本です。そのタイトル通り、各都市に割り当てられた時間は36時間。世界の各地で週末を過ごすという設定で書かれた旅行本です。もちろん全ページオールカラーで、めっちゃくちゃ重くて(物理的に)高い本ですが、ページをめくっているだけで本当に旅に出かけているような気分になる一冊です。
The New York Times, 36 Hours: Europe
by
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日本を代表する芸術家の一人としての知名度も高い草間さん。ニューヨークで展示が開かれたのが去年でしたっけ?
やっぱり本も特別扱いです!
KUSAMA
by & 2more
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