本読むかサラダ食べるかどっちかにしなさい。自由にごちゃごちゃしている本屋さん Mcnally Jackson Books

by

今日はいろいろあって、気づいたら予定にもなかったSoHoに居たという不思議な一日でした。

SoHoはあんまり行かないので、地理も全然分からず、しかも夜なのでよけいに方向が分からない。そして、寒い!!!
そういう時に偶然、この本屋さんを発見しました。


とくに看板があるわけでもなく、この小さい札に書いてあるBOOKSが「本屋や」ってことを語っているだけ。

クールやな〜




ショーウィンドウに一応本は並んでいるものの、
実は外から見て半分ぐらいはカフェに見えます。
本が置いてあるカフェかな?!と思ってしまいがちな外見ですが、
実際に入ってみると奥行きがかなりあって、地下も使っており、立派な本屋さんでした。




中に入って本格的に覗いてみたら
なかなかオシャレな本屋さんでして、レトロなタイプライターが飾られていたり
座り心地の良い革製のソファーがあったり、アンティーク家具屋さんにあるようなデッカい机があったりして
皆さんくつろいで読書三昧。

これじゃあ、「立ち読み」じゃないよね?! (*≧艸≦) ウフフ


ってなると、私もアンティークソファーで洋書を読むという「気分」を楽しんでみたくなるわけで (; ^ω^)
適当に近くにあった本を取って、読んでるフリをしながら
1分に一回ページをめくることも忘れずに!(だって、読めないからいつまでたってもページが進まないんですよ)

たまたま手に取ってしまった本が宇宙はいかにして出来たのかみたいな、えっらい難しい本だったのですぐ飽きちゃいました。
ワタクシの専攻と関係があって、「原発はどのようにして動くのか」などの本だったら読めたかもしれませんが、、、;;;それじゃアンティークソファーがダイナシです!!!


で、周りの人々を観察してみると
でっかいテーブルに本を山積みにして読んでいる人(本気すぎる)
いちゃいちゃしているカップル、
見本の本を置いて真剣に討論している人たち、
そこらへん走り回っている子供、、、
実に様々でした。
さすが自由の国!自由の大陸!!!!


と感心していたら、


私の横を通りすぎる金髪の嬢、
お盆にがっつり盛ってた。


お盆?!?!?

お盆、、、、


給食みたいにお盆にちゃんと1食分並べて
サラダとパンとジュースを持って来ては
バリバリバリバリとサラダかじるわ、ちゅうちゅうジュース飲むわ、その間も目はずっと本を読んでいるわ、、、


いやややや。たしかに本屋さんの中にカフェあったし、サラダもジュースもパンも売ってましたけど。
あのカフェのスペースじゃなくて、普通に本棚が並んでいるスペースであんな本気で食べているんですよね、、、
気づいてよく見たら、コーヒー片手に本棚眺めている人もけっこういたな、、、
でもテイクアウト用の蓋付きカップじゃなくて、普通にマグカップだったな、、、

そんな、、、日本じゃ
「お客様!!お飲物は指定の場所で、、、、」と言われますわな、、、
自由でいいな〜この国は。



でもよく考えてみると、うちらって、家では本棚置いてある部屋でお味噌汁も飲んでるわけで、それで本がダメになったりするのって、何年に一回あるかどうかの事故なんだからまあいいっかと思えて来ました。


コーヒー飲みながらだと、またちょっと違う本と出会えそうな気もするし。




新しい本との出会い。ていうと、私は本屋さんの「◯◯セレクト」というのをかなり参考にしています。
今頃大阪茶屋町の丸善&ジュンク堂では「店員さんが選んだ今年の本」棚が出ているかな?!

もちろん今日の本屋さんにもありました。
2012年のエッセイやら、店員さんおすすめの本やら、なんとか特集とか。。。


少し雑多な感じはあったものの、
そういう本屋さんだからこそ新しい本との出会いがあるんですよね。
私もこんな本が自由に読めたらどんだけ楽しいんやろう、、、 (T-T)





結局、ワタクシは文房具コーナーを担当することに。 (^_^;A




そして、忘れずにジャパニーズコーナーもチェックしました。
本棚の3コマ使ってて、
そのうち1コマが村上春樹でした。


Mcnally Jackson Books


52 Prince Street (between Lafayette & Mulberry)
New York City, NY 10012
※Mcnally Jackson Booksはグーグルマップの店内ビューを提供しているお店です。
店内ビューはこちら(PC)

にほんブログ村のランキングに参加しています。
バナーをクリックして応援してくださいね 


最新記事一覧 (o'ヮ'o)♪