タイムズスクエアでチップ狙いのお兄ちゃんのぼったくりに注意
by ハンハン
この前タイムズスクエアに行ったときのことです。
あの日は韓国のカフェチェーンのCafe Beneに行こうと、ちょっとタイムズスクエアの外れのほうまで足を運びました。
タイムズスクエアというと、れっきとしたニューヨークの観光スポットなので、いろんなことがありますよね。
ミュージカルのチケットが安く手に入るチケット売り場とか、お土産の買い物にうってつけのトイザらスとか、ヤンキースのクラブハウスとか、、
とにかく魅力溢れるタイムズスクエアなので、人も溢れています。
とすると、人が溢れる場所に登場する、チップ狙いのお兄ちゃんもいるわけです。
この前、警察の銃器事件で話題になった着ぐるみやコスプレの人もその一種で、
タイムズスクエアで観光客と楽しそうに写真を撮っているスマーフやミッキー、自由の女神などなどは、ある意味タイムズスクエアのシンボルでもあります。
必ずそうしないと行けないというわけではないですが、礼儀というか、面白い服装をしてくれて、楽しく一緒に写真を撮ってくれたお礼として人々はチップを払うのですが、
そこまでは良し。
そういうタイムズスクエアの雰囲気を悪用するニセモノがいるから、注意が必要です。
タイムズスクエアには何度か行っていますが、主に中心部に行ってたので知らなかったのだけで、外れの方に行くと、ちょくちょくいます。ニセモノのチップ狙いぼったくりお兄ちゃん。
さて、何があったかっていうと、
道を歩いていたらいきなり、ザ・ヒップホップみたいな身なりのお兄ちゃんに、ほぼラップに近い言い方で声をかけられました。
すごく聞きにくい発音だったので、私一人だったら多分聞き取れず、そのままスルーしたはずですが、旦那は聞き取れてしまい、まんまとやられたわけです。
第一声は、
「俺は歌手の卵のミュージシャンだけど、俺の音楽をたくさんの人に聴いてもらうためにCDを配っているんだ。是非聴いてくれ。」と、
CDを差し出すのです。
私は怖かったので、スルーするつもりでしたが、
旦那が手を出してしまい、
きたぞとばかりにお兄ちゃんが食いつく;;;
どこからかチーム員っぽい二人が現れ、がっつりガードされた私たち
(((; ゚ー゚))) コワー
いや、、、
真っ昼間だったし、
まちはずれと言っても、世界のタイムズスクエアだから、一通りもすごかったので、イノチ狙われてるというような怖さではなかったですけど、、、、
その後、
なにかを考える暇すら与えず、
素早くCDにサインをし出すお兄ちゃん。
私たちに名前まで聞くんです。
かと言って全然それっぽい字は書いてないように私には見えるんですけど
なんか
うんうんと頷きながら、復唱しているんだから、自分なりにはサインに名前まで反映しているとでも言いたいのか、、、
不気味な予感がムンムンと立ち上がります。
で、なんとなく人混みもハンパなかったし、
歩道の真ん中でこんなことしていると、後ろからまた押されたり引っぱられたりする訳で、
サンキューと言って離れようとしたら(さっきの第一声に「買って」というニュアンスは全然含まれてなかったのでてっきり「くれる」と思い込んでました)
お兄ちゃんが
「CDはタダだけど、サインもしたし、ちょっとした応援の意味でチップをもらうんだ」と言い出すんです。
要らんし!君のサインなんて!ミュージシャンなんちゃら言うたって、どこの馬の骨かしらんし!!!
と、キレる寸前のハンハン。ですが!
相手はバリ怖い黒人ヒップホップボーイ。。。
(((; ゚ー゚))) コワー
チップ払わんかったらどうしばかれるかわからない。
ほんとう、、、
(((; ゚ー゚))) コワー
ほんで、
着ぐるみたちに払うチップの相場が1ドルなので
(というか、レストランで払うチップはお会計の総額によるけど、この手のチップで1ドルを超えることなんて、まずおかしいと思います)
やられたと思いながらも1ドルを差し出したら
おやおや!
「お前らなんなん???」みたいな目線で
20ドル札を出して、うちらの目の前でパラパラと振るのではありませんか?
20ドル出せと?
こんな明らかに安物のCDに汚い落書きみたいなサインして、
20ドル出せと????
こんどはこっちが「お前なんなん?」と言い出したいところですが、
ほんとう。
マジ。
怖いお兄ちゃんだったので、
我々アジア系の若夫婦なんて、この人の前に立つと自分のことが7歳ぐらいの子供に思えて仕方ないほどです。
明らかに相手も、全く同じ理由で(私たちがアジア系で、まだ居住者のオーラーも出てないから観光客と見て)なめてる。。。
しかし、もうサインなんてしてしまったし、
仕方なく
うちらは今5ドルの札しかないんだと言って
なんとか5ドルで引いてもらったのですが、
この悔しさ、、、、
(´;ω;`)
うちの旦那もアジアでは小柄となめられるほどではないから、人生で一度もこんなことなかったはずなのに、、、 (T-T)
可哀想なので、思い出さないようにCDを私がもらって、私の鞄に仕舞っておいたのですが、
こんな私もCDを見るとカッと腹が立ってきたので、その日のうちに捨ててしまいました。
だって、私も旦那もノートパソコンにCD読み込む装置なんて付いてないし、付いていたとしても再生する気まったくないし、はたして再生できる代物なのかどうかすら疑わしい、怪しさ満載のCDだもの。。。
ということで、
5ドル払って勉強させて頂きました。
NYでは、優しそうな顔している人は損する!
だからみんなツンとしてて、不親切なんだろうな〜
親切な人はバカにされるからね、、、と
なんとなく納得です。
皆さんも旅行などでタイムズスクエアを訪れる際には
くれぐれも気をつけてくださいね。
お金より悔しいのは
バカにされた、しかも、めっっっちゃバカにされたという事実です。
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