引っ越しのドタバタの中からも忘れてはならない!「アメリカのチップとカード文化」

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いきなりですが、引っ越しました。
そのえっらいドタバタな話は後の楽しみにしておいて、今日は私が引っ越して初めて出した郵便物(?)ちがう、手渡ししたから郵便ではないな。。とにかく手紙の話をしようと思います。

ご存知の通り、アメリカはなにをしてもやたらとチップチップという文化の国です。テーブルにサービングしてくれるレストランなら少なくとも15%、ボトルワインなどはまた別、冬にコートを預けるようなレストランならコートを手渡してくれる人へ、タクシーの運ちゃん、美容師さん、それにクリスマスシーズンに渡す特別なチップのホリデーチップなどなど
いろんな状況でそれぞれちがう金額のチップを渡します。最初はなんか余計にお金を取られる気がしてイヤになったり、場合によっては「そんなの知らなかった Σ(゚Д゚|||)」と、そういうつもりじゃなかったのにケチってしまうこともありました。

我が家もアメリカに来て1年目の時はドアマンに渡すホリデーチップということを知らず、思わぬところでケチなアジア人になってしまったし、もちろん渡米初日のえっらい疲れた状態で時差ぼけもしてたから自宅のドアマンに挨拶の意味でチップを渡すということをうっかりしてしまいました。

だからなのかはしらないけど、ドアマンたちとは毎日顔を合わせているのになかなかフレンドリーにならず。。。
でもあまり声かけてきたりやたらと親切にしてもらうのにも慣れてないのでぎこちない感じでしばらく過ごしました。まあ、時間が経つと自然に仲良くなる分もありますしね。

そういう我々もアメリカ生活2年強。今回の引っ越しは旅行者感覚でスーツケースゴロゴロで入ってきた前回とはワケが違う!私はお腹大きい妊婦だし、新居は週末に引っ越し禁止の方針なので平日にドタバタしました。また、前回の部屋は家具が全部備え付きだったので大きい物を持ってくることも運ぶこともなかったが、今回の部屋は家具も一切ナシ。家具は家具屋さんから直接搬入してもらうにしてもそのために特別に開けてもらわないといけない貨物用エレベーターや裏入り口などなどでドアマンさんたちにたくさんお世話になりました。
だから。というわけでもないですが
今回はちゃんと、大人としてのマナーを守りたい!と
旧居の方のドアマンさん達へ「Thank you note」というのを、新居の方には 「Hellp card」というのを用意しました。たいしたものではありません。そういうデザインのカードのことです。もちろんなにも書いていない無地のカードだとどこにも使えるからOK。
そこに
私たち夫婦の名前と部屋番号、短いメッセージを書いてちょっとした気持ちの現金を一緒に入れて渡しました。前の家では私が鍵を忘れて出てきてしまい、オートロックにやられたことが何回かあり (^_^;A ドアマンさんたちにはかなり顔を覚えられています。

アメリカではカードはドラグストアでも、場所によってはスーパーでも売っているような日常用品なんです。ちょっとありがたいことがあった時、見舞い、クリスマスなどのシーズンには普通にやり取りします。
普通に私たちアジア人には葉書でもない封書を渡すことはちょっと気が重い(?)。渡された方もやや戸惑ってしまうかも。渡す私からもまだまだ慣れてない習慣だから、ビックリされたらどうしようとやや心配しながら勇気を出して渡してみると、向こうは全然驚く気配もなく普通に受け取り、お礼を含めてちょっとした会話をして、握手して(←すぐ握手しちゃうアメリカ人)その後はとっっても気さくな関係になっちゃいました。特に顔の分別が難しいアジア人だけど、私は妊婦なのですぐ覚えられていつもエレベーターを取ってくれたり体調のことを聞かれたりと。

いやあ〜 ほんとう大した金額じゃないから恥ずかしいほどだったけど、こんなに優しくしてもらえるんやったら渡すべきね!と旦那も私も大満足。しかし、考えてみるとこういう類のチップってのはほんとう気持ちの問題で、挨拶の切り口のようなものなのかもしれませんね。(レストランとかのレート決まっているとことは違って)

大した金額を渡したわけではないけど、お互い名前が分かって握手もして、温かい会話ができてとっても嬉しいです。ロビーを通る度にぎこちない気分にならなくても、お互い名前を言って挨拶ができて、お出かけもより楽しいです (^_^)

ニューヨークになかなか慣れず
鬱陶しい話ばっかりだった私にも
やっとニューヨークラブな日々がくるのかな?


多分それはないと思いますけどね (;゚∀゚)

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