日頃の感謝を込めて、ホリデーチップをお忘れなく!

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海外暮らしの難しいところはやっぱり何と言っても文化の差から来るあらゆるトラブルだと思います。向こうはそんなつもりじゃなかったのに傷ついてしまったり、またこちらから思わぬ迷惑をかけてしまったり。。。
故郷の食べ物が恋しいとか、言語が通じなくて大変とかいろいろあるけれども、やっぱり文化の差の問題が一番大きいでしょう。

私がアメリカで生活してもっとも戸惑わされたのはチップ文化です。
我々にない文化だから、最初は余計なお金を取られる気がして不愉快、ある程度慣れてからも「えっ!!こんなときも払うの?」と、あっちこっちから出てくるチップ払うシチュエーション (*-д-)-з
知らなかったんだからしょうがないけど、後から「あの時払うべきだった」というのが分かって赤面することもしばしばあります。私の場合、去年のクリスマスに何も知らずスルーしてしまったホリデーチップがそれです。


誰に?
ホリデーチップは日頃お世話になっている人々に渡す小さいギフトのような物だそうです。
ベビーシッター、ヘアサロン・ネイルサロンのスタイリスト、ドッグウォカー、先生、ホームヘルパーさんなどなどがその対象。
また家と関わっている各種関係者(ドアマンやセキュリティの方々)も対象に含まれます。


どれぐらい渡せば良いの?
以下CBS New Yorkの記事からまとめてみると

マニキュアリスト $10~15
ヘアスタイリスト $15
ベビーシッター  1evening分の給料
フルタイムホームヘルパー 1~2週間分の給料
ドッグウォーカー 1週間分の給料
先生 20ドルほどのギフト

住宅関係者
the Superintendent $50~200
The Handyman $20~30
Parking attendants $40~75
Delivery person $10~30
The doorman $25~150
Elevator operator $10~40


手書きのクリスマスカードを添える、特に親しい関係の人にはチョコレートなどの差し入れと一緒に渡すのが一般的だそうです。

ということで私もカードを調達してきました。
我が家は宅急便も管理室が全部まとめて受け取る仕組みなので「おじさん」たちとの接触が非常に多いのです。日頃、とても感謝しているのでいつかなんらかの形で感謝の気持ちを伝えたいなと思っていたところ、Nちゃんからホリデーチップのことを教えてもらったので「これはいいチャンス!」と思ったものの。。。やっぱり現金で渡しちゃうことには違和感を感じざるを得ない。私の感謝の気持ちは200ドルぐらいはあるんだけど、何人もいるドアマンに全部200ドルずつ渡すわけにもいかないし、かといって20ドルにすると自分の感謝の気持ちまで削られるようで気が向きませんね。
プレゼントにするとまた文化や生活習慣がよく分からないからよけいに難しくなりそうだから、簡単に手渡せてもらう側が自由に使える現金って確かに合理的だなとは思いながらも。やっぱり悩ましいです。

いろいろ難しいホリデーチップ、
12月が終わる前に渡さないといけないので、まだご用意されてない方はお急ぎです!

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