新しいまちを訪ねたときは本屋さん入ってみるのがこの頃の楽しみです。チェーン店じゃない個人経営の本屋さんだとそのまちのスタイルがギュッと濃縮されて、街の雰囲気もすぐ伝わってくる気がします。 

鉄道の廃線敷地を活用したハイライン やチェルシーマーケットが注目を集め、この頃ニューヨークでもっともホッとなネイバフードの一つに浮かび上がっているチェルシー。

同性愛者に愛されているまちということもあり、まちなかではとてもセンスよく洋服を着こなしている方々が見られたり、通の人にしか知られていないバーやレストランも多いとか。

一昔前は放棄地に近いまちだったこともあり、オシャレと廃墟が同時に存在する不思議な雰囲気のまちです。

そのチェルシーで好評の本屋さんがあったので寄ってみました。

書店としては珍しく前面ガラスの開放感のある店舗。

主に扱っているジャンルは芸術書、写真集、そして絵本。

店内はゆったりとしていて、大きい円卓が置かれています。こうなったら立ち読みところかゆっくり読書ができてしまう (^_^)　実際に何人かのお客さんが読書していました。

本棚の配置や本の並べ方も凝っていて、一冊一冊の本がなにかの芸術作品のように「展示」されているような感じでした。

私的にはむしろそのソシャレっぷりに気圧されて本が本に見えなかったというか。。。

ニューヨークの多くの建物がそうであるように天井がとても高かったですが、天井ギリギリまで本棚を詰める他店とは違ってとてもゆったりとした空間の使い方をしているのが、究極のオシャレなのかただ寂しいだけなのかはよく分からない。。。

やっぱり、チェルシーの美的感覚にはついていけない何かがあるんでしょうか？！

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