アッパー・ウェストの名店二つがNYC保健局の取り締まりに
by ハンハン
昨夜のことですが、夜に散歩でもと近所をぶらぶらしてたら
愛用しているアジア系食材屋さん兼デリーのM2Mの前を通りました。
韓国や日本の食材が買える近所のスーパーなので、とっても重宝していたのですが、
なんと、
クローズド！！！！
このお店の名前であるM2Mは
Morning to Midnight というベタなものなのに。。。閉まってる
しかもこんな黄色い紙があっちこっちに貼られていて、「剥がすな」とも書いてるし、、、
差し押さえ（？）的な雰囲気でした。
気になって地域新聞のHPで調べてみたら
書いている通り、ニューヨーク市の健康＆精神衛生管理局に取り締まられたとのことでした。
実はこのお店、私はスーパーとしてしか利用していませんが、お弁当なども売っていて近所の大学の学生たちでいつも混んでいるお店でした。
カウンターの横には寿司バーもあって、その場で握っている様子も見られて楽しかったのに、、、
また、ニューヨーク市健康＆精神衛生管理局のHPでは市内の飲食店の取り調べ点数表を公開していて、
今回取り締まられたこのお店を検索すると
①加熱して提供すべき食べ物の温度が140°F（60℃）を満たしていない
②冷たいまま提供すべき食べ物(寿司など）の温度が41°F（5℃）以下を維持していない
③調理過程で適切に使うべき温度計が正確な値を示していない
④ネズミの生殖痕跡及び現在生殖している証がある
⑤（調理過程で）蓋をしていない食べ物の近くで飲食、喫煙
などなどに違反しているとのことでした。
また、同じ新聞のHPをいろいろ見ていたら
アッパー・ウェストサイドの有名ベーグル店としてガイドブックにも載るAbsolute Bagelsも店舗閉鎖措置に。
このAbsolute Bagelsはニューヨーカーの皆さんが愛してやまないベーグルの販売はもちろん、軽食を店舗内で提供するデリーの役割も果たしていて
ニューヨーク版ぐるなびとも言えるアプリのYelpでの星点数4.5／5.0の高い評価を持っているお店だけあってショックはなおさらです。
ニューヨーク市はこのような飲食店の衛生調査に徹底していて
そのデーターのネット上で公開しています。
ニューヨーク市のレストラン衛生調査情報ページ
調査結果が手軽に分かるiPhoneアプリ
※調査結果の点数が高いほど危ないとの意味です。
お子さんなどいらっしゃるご家庭では外食の前に調べてみるといいですね。
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