アメリカで通用する日本語ってご存知ですか?

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世界の人々を散々悩ませている英語。
もう中学時代から今まで何年習っているのか (ノ_-;)ハア…
でもなぜ喋れないのか ○| ̄|_


それに最近急激に日本でも英語の単語を使うことが増えてきて悩ましい。
やたらと増えているカタカナ語。長いし、ついて行けない。。。
「ビーチサンダルって言わないの!ゴム草履でしょ??」とお母さんに言われたという話も聞いたことがありますが、本当に最近カタカナ語多いですよね。

お塩のことを「ソルト」って言ってるのはまあまあ、、、お塩だとあまりにも「食べる」イメージが強いから、バス・ソルトとか「食べない」時に使うって分かるんだけど
「エスカレートする」(割と一般的に使われているが冷静に考えると意味がおかしい)
「フィーバーする」(これも一般的だが意味が微妙に違っている)
など、カタカナ特有の表記をしている上に、意味も若干違う意味で使われているので、
語源になっている英語を知っていても意味が読み取れない場合があるってことですよね。

それに最近Twitterを中心に広まっている「ファヴォる」(Favoriteからきて「お気に入りにする」の意味)
ここまで来ると英語でも日本語でもなんでもないわけ分からんレベルに達している気がしますが、皆さん平気で使っている Σ(゚Д゚;)!



しかし、日本語には元々なかった物や概念を表す単語は仕方がないですよね。
例えば、
「クリーム」
これは間違いなく日本にはなかったし、日本語で表現しようがないですよね。「泡」とか違うしね (^_^;A
また、エスカレーターとかエレベーターとか。無理矢理訳しようとするとできなくはないけど、「上昇階段」とかって北朝鮮っぽくていやですよね。 (^_^;A

あと、フォアグラなど、日本ではもともと食べなかった食材の調理法が言葉と一緒に入って来た場合も。


しかしこれ、逆に日本語が世界に広まっていることもあるって、ご存知ですか?


まったく同じ例で、食材や調理法が言葉と一緒に世界に出た場合、
SUSHIやRAMEN、SAKEはもう常識だし
一部のお魚の名前(だいたいアメリカではあんまり食べない種類の)も日本語で、
椎茸もそのまんま。
枝豆もそう。(しかし発音はエィダマーミィとしないと分かってもらえない (^_^;A

お醤油はSoy sauceと訳されているのに他の食材は日本語のままっておかしいですよね。
それは多分こちらでは日常的に食べない食材なので、英語の単語を使うとしても生物学者しか使わないようなレベルの珍しい単語になるからでしょうね。



また、英語の社会にはなかった概念や行動を表す単語は
意外なところにも日本語がそのまま英語に溶け込んでいる単語があります。


例えば、
折り紙


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AttributionNoncommercialNo Derivative Works Some rights reserved by sarahgb(theoriginal)




これもよく考えてみればすぐ納得がいくんですが
西洋の社会には紙を折って鶴や花などを作る文化がなかったのを、日本人が世界に紹介したんだから
「紙を折る」という表現は英語にもあるけど、本当に半分に折るとかそれぐらいの意味しかないので「ORIGAMI」をそのまま採用しています。



また、
盆栽

折り紙が英語圏で通用するってのは知られていますが、盆栽もそうだってのは意外と知られてないですね。
これも折り紙と同じで、英語圏の社会には存在していなかった芸術の分野なので
英語でも「BONSAI」と言うし、普通の常識を持つアメリカ人なら誰もBONSAIを知っています。



その他に、英語圏にも既に存在する概念だし単語もあるけど、「日本の」ということを強調するためにわざわざ日本語を使う場合もあります。
マンガは代表的で、英語だとコミック・ブックになるのですが、「ジャパニーズ・コミック」を短く表して「MANGA」と言うんですよね。
でもなぜか日本ではマンガこコミックって言うんですよね (^_^;A
アニメも同じ(しかし発音はエノメィになる (; ^ω^)



世界の人々を悩ませている英語。
言葉の王者のように見えますが、実は力が及ばないところが多くていろんな国々の言葉を借りているんだって思うと、なんだかちょっと可愛く思えてきませんか?



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