アメリカの切手には金額表記がない?!Forever切手をご紹介

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もう既にクリスマスが秒読み状態なのに、ぼーっとしていたらもう間に合わないかもしれん!!!と焦って昨日徹夜で頑張ってやっと今日クリスマスカードを投函できました。それでも全部は書けなかったのでまずは時間がかかる国際便から ε=ε=ε=ヘ(〃´Д`)ノ

さて、アメリカから郵便物を送ったことがある方、受け取ったことがある方はアメリカの切手のアレに気づいたでしょうか?

上の写真は今年のクリスマス記念切手の国際郵便用ですが
Globalと書いてあるから国際用と分かるし、2014は発売年度、USAは発行国とわかりますね。
しかし、Foreverってなんだ?
金額表記はどこにあるの?って
疑問に思いませんか?


Foreverはアメリカ郵政特有の切手料金システム

最近のアメリカの切手は国内用や国際用を問わずほぼフォーエバー切手として発売されます。お値段は2014年12月時点で国内用49セント、国際用1.15ドルです。が!2014年12月時点というのがポイントです。
アメリカ郵政は郵送料をしょっちゅう値上げするので、49セントなどの金額を切手に印刷してしまうと値上げするたびに面倒なことになるんです。私はアメリカ暮らしが3年目ですがその間切手は2回値上げしました。値上げしすぎでしょー

なので、フォーエバーは金額を切手に印刷せず
国際フォーエバーと一般フォーエバー(国内用)の印だけを入れます。
すると、買う時の時価といいますか? 当時の値段で買って、使うときは郵送料が値上げしていようが値下げしていようが(そんなことは絶対ないですけどね)前と同じく使えばいいわけです。差額分の切手は要りません

切手はフォーエバー一枚で封書/葉書問わず一通です。もちろん大きくて重たい手紙だと追加金額がつきます。パピルスのめちゃ分厚いカードなどは追加金額が必要ですが、常識的な手紙だと切手1枚でOKです。(詳しい重さ規定はUSPS.comにて)
国際用も同じですが地理的に近い南米やカナダに送る便はもっと安い別料金です。日本や韓国などアジア、またその他の大陸に送る便は国際用フォーエバーです。
アメリカ郵政HPの切手販売コーナー。切手自体には値段が印刷されていません。

ちなみにアメリカは定番切手というのがなく、季節物や記念切手が続々と発売され、完売すればそれで終わり。という仕組みなので
切手に詳しい人だと切手を見るだけでいつ頃発売されたものか、当時の値段はいくらだったのかがわかります。しかしフォーエバーは買った時点からどんだけ時間がたって、例え郵送料が10倍になったとしても「現在発売中の切手」と同じ効力を持ちます。

切手代はドンドン上がる一方。近頃のアメリカ郵政は財政難が酷くドンドン値上げしています。毎月発売される新しい切手を使うのも楽しいけど、業務用などでたくさん切手を使う方はまとめて買っておいた方がお得でしょう。

どうですか?
アメリカ切手の USA/Foreverの謎が解けましたか?
アメリカよ永遠に!という意味ではありませんよ (^_^)

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