韓国と日本とアメリカでの宗教の話
by ハンハン
日本では宗教の話はタブーだと聞きますが、、、最近あまりにもネタがないので書いてみます。最近ほんとうにブログに書くネタがなくて日本語キーボードの打ち方を忘れてしまいそうです (; ^ω^)
さて、日本では「宗教は何ですか?」などの質問はNG、あまり深入りするのもNGなのが宗教。日本人の友達と宗教の話をしたこともなければ、ニューヨークで通っていた語学学校では日本人の学生さんが自ら「日本人は宗教にアレルギーなんで。。」と言うことを聞いたこともあります。
まあー
しかしながら外国人の私からみると日本の皆さんってとても心身深いんですけどね。。。
子どもが生まれたら宮参りするし、いや生まれる前から安産祈願のお守りも受けますし、結婚も宗教式、お葬式も宗教式。。。
もちろん、宮参りは神社、結婚は教会、お葬式は仏教とバラバラですけど。。。でもその順番は変わらないからすごいでしょ。宮参りは教会、結婚は仏式、お葬式は神社ってのはあまり聞きませんね。
私が生まれ育った韓国といえばキリスト教率の高さに驚きます。観光名所の明洞で赤い看板を持ってパレードするキリスト教徒は少しやりすぎですけどね。。。
女子高校/男子高校に分けられたところが多い韓国で高校生の恋愛といえばやっぱり教会の先輩だし、大学のサークルなんかも活発。
ここで言うキリスト教とは宗教改革後のプロテスタントのことを言いますが、ローマ法王を筆頭とするローマンカトリックも韓国で負けず劣らずの人口を誇ります。
しかしそのくせ結婚式は人前式が一般的、お葬式はキリスト教式か伝統式(儒教式)。。
宗教の問題で離婚する人もいると聞くから、多分結婚式やお葬式の様式が違うことからお客さんや家族がもめるからそうなったんでしょうね。
そして、アメリカ人といえばやっぱりプロテスタントというイメージがあって、私が通っていた語学学校にはかなり熱心な先生がいました。なにか失敗したときやビックリしたときの英語表現「Oh my god」を猛烈に非難。神様の名前をぽいぽい言っちゃうのは大きな失礼だ!とのことでした。
が!
平均的に言ってニューヨーカーの皆さんは宗教の話をあまり好みません。昔の人気ドラマ「Sex and the City」にも「ニューヨーカーにタブーな質問は宗教のことを聞くこと」という台詞があったほどです。移民者ではないアメリカ人でニューヨーク在住の長い人だと「宗教の話をするのはダサい」という考え方も持っているし、なによりニューヨークは違う宗教を持つ移民者や外国人比率がものすごい高いので下手に触れることができないんです。
なんだかんだ言っても、ニューヨークの必須観光コースにもなっているのがハーレムのゴスペルチャーチ。ゴスペルはプロテスタントの教会で歌われる合唱形式の歌のことで、中世に形が固まったカトリックのとは違って現代的で楽しい歌が多いのが特徴です。ハーレムは特に歌の上手い黒人の皆さんが多くて、迫力ある歌で有名ですよね。
その反面、実はニューヨークにプロテスタントの教会ほど多いのがカトリック教会です。それは南米から移民してきた人にカトリックが多いこと、またニューヨークに南米系の人がめちゃくちゃ多いことからある意味当たり前です。そういう理由もあってカトリック教会は英語はもちろんスペイン語でミサを行う教会もたくさんありますね。
清貧と勤勉を第一のモットーとするプロテスタントの教会とは違って、宗教心には形式も大事!との中世的思考が残っているカトリック教会はどこも建物が派手て美しいんです。どこも建物が古いということもあって、現代的なニューヨークでちょっとしたヨーロッパの雰囲気を味わうこともできます。
アッパーイーストにある Our Lady of good Counsel Church。なんだかヨーロッパ風!
外から見るとこじんまりとしてて素朴(?)な感じですが
ジャジャーン!ピッカピカ素敵!!!!
キシキシいう木製フローリングに木製椅子!
写真には写ってないけど、両側にはオーペラ劇場のようなバルコニー席があり、後ろにはコーラス席も。
ここは他の教会。私が出席している Church of St.Fransis of Assisiです。建物が新しくて貫禄は感じられないけど清潔感があって明るいのが特徴です。
またこちら、カトリックではないけど世界最大級建物で観光地にもなっているニューヨーク大聖堂(the Cathedral church of St.John the Divine)です。現在も建設中で、完成すると世界でもっとも大きいゴシック聖堂になるそうです。アメリカ聖公会の教会です。
ニューヨークには他にも歴史ある素敵な教会がたくさんあるので、機会がありましたら是非足を運んでみてください。ヨーロッパ旅行はイコール聖堂巡りとも言えるほどなのに、こんなに素敵な聖堂が多いニューヨークで聖堂を見ないなんて損ですよ (^_^)
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さて、日本では「宗教は何ですか?」などの質問はNG、あまり深入りするのもNGなのが宗教。日本人の友達と宗教の話をしたこともなければ、ニューヨークで通っていた語学学校では日本人の学生さんが自ら「日本人は宗教にアレルギーなんで。。」と言うことを聞いたこともあります。
まあー
しかしながら外国人の私からみると日本の皆さんってとても心身深いんですけどね。。。
子どもが生まれたら宮参りするし、いや生まれる前から安産祈願のお守りも受けますし、結婚も宗教式、お葬式も宗教式。。。
もちろん、宮参りは神社、結婚は教会、お葬式は仏教とバラバラですけど。。。でもその順番は変わらないからすごいでしょ。宮参りは教会、結婚は仏式、お葬式は神社ってのはあまり聞きませんね。
私が生まれ育った韓国といえばキリスト教率の高さに驚きます。観光名所の明洞で赤い看板を持ってパレードするキリスト教徒は少しやりすぎですけどね。。。
女子高校/男子高校に分けられたところが多い韓国で高校生の恋愛といえばやっぱり教会の先輩だし、大学のサークルなんかも活発。
ここで言うキリスト教とは宗教改革後のプロテスタントのことを言いますが、ローマ法王を筆頭とするローマンカトリックも韓国で負けず劣らずの人口を誇ります。
しかしそのくせ結婚式は人前式が一般的、お葬式はキリスト教式か伝統式(儒教式)。。
宗教の問題で離婚する人もいると聞くから、多分結婚式やお葬式の様式が違うことからお客さんや家族がもめるからそうなったんでしょうね。
そして、アメリカ人といえばやっぱりプロテスタントというイメージがあって、私が通っていた語学学校にはかなり熱心な先生がいました。なにか失敗したときやビックリしたときの英語表現「Oh my god」を猛烈に非難。神様の名前をぽいぽい言っちゃうのは大きな失礼だ!とのことでした。
が!
平均的に言ってニューヨーカーの皆さんは宗教の話をあまり好みません。昔の人気ドラマ「Sex and the City」にも「ニューヨーカーにタブーな質問は宗教のことを聞くこと」という台詞があったほどです。移民者ではないアメリカ人でニューヨーク在住の長い人だと「宗教の話をするのはダサい」という考え方も持っているし、なによりニューヨークは違う宗教を持つ移民者や外国人比率がものすごい高いので下手に触れることができないんです。
なんだかんだ言っても、ニューヨークの必須観光コースにもなっているのがハーレムのゴスペルチャーチ。ゴスペルはプロテスタントの教会で歌われる合唱形式の歌のことで、中世に形が固まったカトリックのとは違って現代的で楽しい歌が多いのが特徴です。ハーレムは特に歌の上手い黒人の皆さんが多くて、迫力ある歌で有名ですよね。
その反面、実はニューヨークにプロテスタントの教会ほど多いのがカトリック教会です。それは南米から移民してきた人にカトリックが多いこと、またニューヨークに南米系の人がめちゃくちゃ多いことからある意味当たり前です。そういう理由もあってカトリック教会は英語はもちろんスペイン語でミサを行う教会もたくさんありますね。
清貧と勤勉を第一のモットーとするプロテスタントの教会とは違って、宗教心には形式も大事!との中世的思考が残っているカトリック教会はどこも建物が派手て美しいんです。どこも建物が古いということもあって、現代的なニューヨークでちょっとしたヨーロッパの雰囲気を味わうこともできます。
アッパーイーストにある Our Lady of good Counsel Church。なんだかヨーロッパ風!
外から見るとこじんまりとしてて素朴(?)な感じですが
ジャジャーン!ピッカピカ素敵!!!!
キシキシいう木製フローリングに木製椅子!
写真には写ってないけど、両側にはオーペラ劇場のようなバルコニー席があり、後ろにはコーラス席も。
ここは他の教会。私が出席している Church of St.Fransis of Assisiです。建物が新しくて貫禄は感じられないけど清潔感があって明るいのが特徴です。
またこちら、カトリックではないけど世界最大級建物で観光地にもなっているニューヨーク大聖堂(the Cathedral church of St.John the Divine)です。現在も建設中で、完成すると世界でもっとも大きいゴシック聖堂になるそうです。アメリカ聖公会の教会です。
ニューヨークには他にも歴史ある素敵な教会がたくさんあるので、機会がありましたら是非足を運んでみてください。ヨーロッパ旅行はイコール聖堂巡りとも言えるほどなのに、こんなに素敵な聖堂が多いニューヨークで聖堂を見ないなんて損ですよ (^_^)


いつもありがとうございます

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TNはアメリカで1,2を争うほど教会が多く、キリスト教徒も多いそうです。
返信削除実際日曜の朝車を走らせると小さな教会でも車はいっぱいです。
ってかすぐ近くに教会あるのにまた?!ってくらいあります・・・
その為かわかりませんが、TNはstates name が volunteer states なんだそうです。知り合いの宣教師さんが、『日本は仏教が根強いからか、なかなかキリスト教は広まらない・・・』と嘆いてました
うーん、難しいですね。
でも、ステンドグラスや壁画が綺麗な協会は素敵ですよね!
是非行ってみたいですね~
日本人は仏教徒が一番多いんじゃないかと思いますが
返信削除宗教の話はタブーなんかではありませんよ。
だから、旅行ガイドや外国でのマナー本などには
「外国では特に初対面の場合には宗教・政治などの話はタブーなので注意しましょう」などと書かれていました。
日本では宗教の話がタブーではないから、外国でも同じように話題にしたら
駄目ですよって注意を促してたわけです。
むしろ、「あんまり興味無い」人がほとんどではないでしょうか。
ブログ主さんがおっしゃるように、人生のイベントでは宗教的になりますが
あんまり宗教として意識していないように思います。