ニューヨークの美しい郵便局 James A. Farley とアメリカの切手に潜む秘密

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今日は先日紹介したアメリカ郵政の今年のクリスマス切手が正式発売される日です。ということで、郵便局で発売記念の催しごとが。

最近ブログに書くこともないし、珍しい機会なので行ってみることにしました。
が!
結果、失敗でした。
ネットで調べた前回のイベントの写真を見たら、すっごいオープンな場所でやってたし、人も疎らだったしで。。。甘く見すぎていたら全然そんなんじゃなかったのです!
さすがのクリスマス切手は注目度が違う?
それとも、ニューヨークだから?


ここでいきなり特集!!!
アメリカ郵政の切手発売日に潜む秘密
これは意外とあまり知られてない情報ですが、アメリカ郵政が切手を発売する日には面白い秘密が隠れています。
その秘密とは、アメリカの切手にはそれぞれ発行シティーが決められており、切手のデザインのテーマーにちなんで都市も決まるんです。そしてその都市だけが初日カバー(First Day Cover)に押印する権利を持ち、発行イベントの開催も他の州や都市ではこの日だけは控えるという優先権を持つのです。

例えば、2013年1月に発行された奴隷解放記念切手は Washinton でした。
アメリカの国家的行事や国旗入りのデザイン、愛国心に関する内容の時は主にWashintonです。
バレンタインデーに合わせて発行されたハートのシール切手は コロラド州のLovelandです。このシティーは名前の響きの良さもあり、バレンタインデーカードを一回ここに送って、Lovelandの消印を押してからまた宛先に送ってもらうサービスがあるほどの人気地なんです。

そして2013年の最大の記念日(鉄道ファンの私に限りますが)グランドセントラルターミナル100周年記念切手は当然ニューヨークです。

今回のジンジャーブレッドハウス。こちらもニューヨークです。ということで今日の発売イベントもニューヨークで行われたわけですが、この切手の柄そっくりの巨大ジンジャーブレッドハウスを郵便局内に作って、賛美歌を歌ったりして大盛り上がり。。。しているのを横目でみながらセキュリティーガードに追い出されるようにして外に出ちゃったワタクシです。
途中でイベントから抜け出た人を見かけたのですが、なんと!この切手の柄そっくりのクッキーを持っていて、絶対あのクッキーは欲しい!!!と涙を流したものです。ちっ。

諦めきれず、外から巨大ジンジャーブレッドハウスの写真でも撮ろうとうろうろしてたら、おや!セキュリティーガードのおっちゃんと目が合ってしまった Σ(゚Д゚;)!


アメリカ郵政は月に1〜2種類ぐらいしか新しい切手を発売しないうえに大半はWashintonとNew yorkなので他州ではなかなか貴重な発売イベント。
アメリカ在住の方はお近くの都市で発売される機会があれば是非行ってみてもいいでしょう。(予約は要らないですが、お早めに着きますように;;;)

ニューヨークは年に何枚も発売します。クリスマスに関する逸話の多いまちだからか、毎年クリスマス関連の切手はニューヨークでお決まり。
次回は遅れず参加してイベント会場の雰囲気もたっぷり伝えたいと思います Σ(≧з≦)ゞ

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