ニューヨークに記録的な猛暑

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ここ数日、ニューヨークには記録的な猛暑日が続き、熱中症で倒れた方々が病院に運ばれるとか、電気の使用量がバカみたいに上がっているとかでなにかと大変です。

アメリカは華氏を使っているのでニューヨーク100度と言っても38℃ぐらいなのですが、平均的に夏の一番暑い時期でも32℃(90°F)ぐらいというニューヨークではこの暑さは異様です。

昨日の夜にはJFK空港の近くで、夜にも関わらず107°F(41.6℃)を観測し、マンハッタンの中でも最も涼しいセントラルパークでは6日間90°F(32℃)を超える暑さの末やっと89°Fに下がったというほどの猛威です。

もともと大阪では真夏は最高気温が40℃を超えることぐらい、驚きもせえへんわ〜というところですが、比較的に涼しいニューヨークでは自宅にクーラーを持っていない人もいれば、地下鉄の駅なんかには冷房設備がありません (T-T)
ただでさえ熱気のこもる地下鉄の駅なのに、冷房設備がないため、プラットホームでは熱中症で続々と人が倒れています。私も一回ホームに倒れている人を見かけたことがありますが、なんと残酷なことでしょう。熱中症で倒れた人を叩き起こしては警察が「医療保険あるか?病院行くか?」と聞く場面をみたのです。ここアメリカは国民健康保険がないため、医療費はアホみたいに高く、健康保険自体もとても高いので保健を持っていない人が多いからです。ちなみに、救急車を呼ぶと何百ドルもかかると聞いているので、いくら倒れているとしても実際にお金を払う人に聞いておかないと呼べないのも当然と言えば当然かな、、、

幸いなことに、今日の夜8時をもって、猛暑注意報は解除されるそうですが
ニューヨークの夏が初めての方、若しくは旅行でお越しの方はくれぐれも地下鉄の駅に気おつけてください。
ニューヨークの夏は日本に比べると湿度が低く、快適とまで思えるのですが、だからこそ体調に異常が出ていても分からなかったりするものです。
マメに水分を摂って、休憩もしましょうね!

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