この夏語学留学を考えている貴方へ -語学留学成功のカギとコツ

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夏と言えば夏休み!特に学生さんにとっての夏休みはなんてロマンチックな言葉なんでしょう。海に入ったり山に登ったりと楽しいことがいっぱいある季節です。

またこの長い夏休みを有効活用するために海外旅行に出かけたり、習い事をしたり、アルバイトをしたりする方もいらっしゃるでしょう。そして、語学留学に出かけようと計画している方もいらっしゃるかと思います。今日はそんな方々のために、語学留学における志や語学勉強のコツなどをワタクシなりにまとめたいと思います (=^▽^=)ノ


1.日本での自分と違う人間になったつもりで
日頃の自分の姿に満足できず、「生まれ変われるのなら」とよく考えたりしませんか?とくにそういうことを考える人の中に外国語に憧れる人が多いような印象を受けます。多分、母国語じゃない言語ですらすらと話が出来る自分の姿を想像すると、別人になったような気分が味わえるからでしょう。
しかし、憧れてはいるものの、実際に語学学校での生活を見ると、言うことは日本語の時のまま、生活パターンもそのまま、人付き合いや好き嫌いもまったくそのまんまの方もたくさんいます。
なので、クラスメートの言い方がキツいとか、思いやりのないことを言われて凹んでしまう時もしばしばあります。(←誰よりも深く経験済み)

そういう場合には、外国語を喋るというのは演技や歌を歌うような、日常生活とは離れた行為だと思って、張り切って違う自分になってみるとはかどります。ただし、プロフェッショナルな気持ちで、ハッキリとモードを変えることがポイントです。演技する役者になった気持ちで、コンサートの舞台に上がる歌手になった気持ちで。

よく語学学校で言われる話で、なぜ韓国人は英語の名前を持っているのか?恥ずかしくないのかという話がありますが、私は英語の名前を持って語学学校で使うというのはそういうモードを切り替えるスイッチのようなものだとも思っています。サーリーやケートのようなバリ欧米という名前でなくても、日頃使っているニックネームとはちょっと違う名前を使って、晴れてデビューするのもいいでしょう。


2.◯◯とかけて、△△と解きます。その心は?
 英語で謎掛けしないこと
中級以上のレベルになると、英語で意思疎通することにも少し抵抗が減り、人の言うことを吟味する余裕も生まれます。すると、日本人によくありがちなことの中に、人の話を聞いてその心はなんだろうと推測することがよくあり、逆に自分が話すときも回りくどい言い方をする場合が増えます。
しかし、あまりにも難しい謎をかけてしまい、その心が分かってもらえない時はせっかくの語学力もダイナシです。
同じ日本人同士だとその「心」が読み取れるかもしれませんが、語学学校には日本人より非日本人が多いのも事実です。
また、英語は要点の周りに触れることで相手に知ってもらうというような言い方はしない言語であり、言ってもいないことを理解してくれる言語ではありません。なので、日本語的に考えるとすごくキツいことも面に向かって平気で言えるのが英語です。いちいち凹んでしまうとキリがありませんので、言われたことを日本語に訳することは辞めた方がいいでしょう。
また、日本語は世界の言語の中でもとびっきりで思いやりのある言語なので、日本人の感覚で考えてちょっとキツい話でも他の国から来ている人はそう思わない場合がたくさんあるということも覚えておきましょう。


3.日本語で言う「迷惑」にとらわれすぎないこと
私は韓国人ですが、日本で生活している間日本人化が進み、アメリカに来て語学学校に通い始めた頃は日本人以上に周りの人のことを気にしました。当時の語学学校は日本人率がとても高かったのでなおさらだったと思います。
この「迷惑をかけたくない」気持ちが語学の勉強にどう影響するかというと、喋れなくなるのです。この話をすると誰かを傷つけてしまうのではないか、私がたくさん喋ってしまうとみんなに迷惑かけてしまうのではないか、挙げ句は私の下手な英語だれも聞きたくないはずだから喋るのは迷惑ではないかとまで考えてしまい、クラスの中でなにも喋られずただ座っているだけの彫刻みたいになるのです。

しかし、皆同じ授業料を払っているわけなので、喋らない分だけ損ではないでしょうか?外国語の勉強はたくさん聞いて伸びるとか、たくさん読んで伸びるとかいろんな説があるけれども、「喋る」ことが何よりも近道です。教室の中で「喋る」というのは皆さんが高い授業料を払って得た権利なので、絶対諦めないようにしてください。

先生によっては「はい。次は◯◯さん、これについてどう思いますか?」と、順番をふってくれる先生もいれば、そうでない先生もいます。その場合、最初は積極的に話に割り込んで入るのが難しいのも当然です。しかし、皆さんが話すためのクラスであって、先生が喋るだけのクラスじゃないので、積極的に話しましょう。

これが好きだとか、私はこういう人間だということをアピールした方が友達作りもしやすくなります。


4.焦らないこと
せっかくの留学、たくさんのお金と時間をかけて、親元を離れて勉強しに来ているんだから絶対ぺらっぺらになって帰りたいのが人情です。ダラダラと過ごすよりは、きっちりと目標に向かって計画的に進んで行った方が正しいに決まっています。
ただ、その「絶対ペラペラになって帰ってやる!」の気持ちが強すぎると、自分を苦しめることも多々あるのでご注意を。毎日授業を受け、宿題をし、予習や復習も怠らず、なのになぜ伸びないんだ?!と焦り始めると、勉強するのが鬱陶しく感じられてきたり、学校が息苦しくなったりもします。すると、留学の根本的な意味自体がなくなってしまうのです。焦らず、しかし着実に毎日コツコツとやっていると、そのうちぐんと伸びた自分を発見するでしょう。


5.日本への持ち帰りは語学力と友情に限ること
夏休みを利用した3ヶ月コース、または張り切った1年コースで留学するのが一般的だと思います。3ヶ月コースも1年コースも、やっぱり語学学校を卒業する時点になって振り返ってみると相当成長した自分を発見することができます。
留学以前は説明できなかったことが英語で説明できたり、語学試験の点数が上がったりとそれぞれ違う形ではあっても確実に成長しているはずです。

すると、今度は留学を始める時とは全く逆の現状が起こり、「あの子、留学前と違う人間になって帰ってきた」と言われるケースもあります。
はい。ストレートで言いましょう。
「英語喋れるようになったからって、調子に乗るんじゃねーぞ!」と陰で言われることがあるという意味です。
語学留学で成功をおさめた人であればあるほど、このような問題に陥ることが多いです。それもそのはずで、「別人になる」「自分の意見をハッキリと言う」「迷惑なんか気にしない」などなど、上の項目が身に付いてしまったからこその成功だからです。
留学を終えてお国に帰るときは、上の1番項目でやったことの逆戻りをちゃんどして、日本にいた時の自分に戻ることも忘れないようにしましょう。優れた語学力を得たからこそ、もっと謙遜し、おかげさまの精神を忘れない人間にならないといけないのでしょう。



というわけで、
身体の健康の管理や、ホームシック対策、いろんな書類などの事務的処理などなど。。。他にも考えないといけないことが数多ある語学留学。
とことん考えてとことん悩んで、とことんとやりましょう!
皆様の留学に少しでも役立ってもらえればとの気持ちで、
つまらない話ばっかりですがまとめてみました。
元気で楽しい留学になりますように!
Good Luck!  .+:。(*^-')b

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