卒業式というと袴姿を思い出すのが普通でしょう。梅の季節が桜の季節に変わろうとする時期に、華やかな袴姿の卒業生はどのお花よりも輝きます。

というのが私たちの感覚ですが、新学年を９月に始めるアメリカの学制では卒業式は5月に行われます。なかなか暑い中での卒業式です。だからこそ卒業式とは涙ぐましい寂しい行事というイメージではなく、これから社会生活を始める卒業生の元気いっぱいなデビュー舞台という感覚です。

何年か前にスチーブジョブズが演説をして話題にもなったスタンフォードの卒業式も晴れ晴れとした青空の下で華やかに行われましたね。

そして西洋の卒業式といえば欠かせないのがこの卒業ガウン。

ということで、今日卒業式を迎えたColumbia大学の周りにハリーポッターの制服のような羽織姿の人がたくさん現れました。

 普通卒業ガウンは黒が多いと思いますが、この大学は水色がシンボルカラーで、まさかの卒業ガウンも水色。

卒業式は今日一日だけではなく、ここ数日間に分けてビジネススクールやロースクールなどの特殊大学院ごとに行われてきました。今日はその中で一番大きい全体卒業式であり、式場である大広場の方は通行止めに。

そもそもこの大学は公道を真ん中に挟んでいるので普段は誰でも大学構内に入ることができるし、私は最寄り駅への近道として愛用しているんです (*≧艸≦) ｳﾌﾌ

今日は日が日なんだから、学生証持ちの人と家族以外は入れないことになっていました。門前ではアメリカでは珍しくない持ち物検査も。

袴と違って、羽織るだけなんだからバッグなんかに入れて持ってきて大学の近くで羽織るのかと思いきや

この姿で電車も乗ってきたようです。

大学の近所のみならず電車もハリーポッターだらけ Σ(･∀･|||)

どこかの魔法の学校の通学電車みたい！

元気な笑顔で式場に向かうハリーポッターたちの中で

それでもやっぱり卒業式とは寂しいよ〜と、全然関係ないけどなんとなく泣きそうになったおばさんはこちらです←

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