何も無いことで有名?! Upper West Sideを散歩

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アッパーウェスト・サイドは私が住んでいる地域です。
ニューヨークではアッパーウェストとかアッパーイーストとか、ソーホーとかミッドタウンとかという「ネイバーフード」単位で地域を分けています。住んでいる場所を聞かれたときもこのネイバーフードで答えるのが一般的で、地下鉄の駅はあんまり使いませんね。駅の間が１キロもないところもあるし、駅の名前なんて「96」とか「103」とかの無神経なストリート名になっているので聞いてもすぐ忘れるからでしょう。

そのネイバーフードは興味深くて、ネイバーフードごとに特色があります。ニューヨーク在住歴の長い人だと町並みの雰囲気だけでどのネイバーフードなのかを当てることができるほどです。

そのなかでも「なにもない」ことで知られているのがアッパーウェスト (^_^;A
「どのヘンに住んでいるの？」と聞かれて「アッパーウェスト」と答えると会話が終わってしまうという破壊力を誇ります (|||_ _)ノ[電柱]
だいたいニューヨーカーは住んでいる地域を聞いて、「ああ〜あの辺のほにゃららっていうバーいいよね！」とか「ほにゃららっていうレストラン行ったことある？行ってみたほうがいいよ」とかの地域ネタで会話を始めるのが一般的です。ニューヨークはその名のオーラに比べるとほんとうに小さいまちなので、１年も住んだら地域ネタの会話には充分ついて行けます。

が！
「アッパーウェスト」と答えるとそこで終わり。
シーンとなっちゃいます。ほんとシーン。

気を遣って「アッパーウェスト静かだよね」「落ち着くよね」と言ってくれる人もたまにいますが (^_^;A

なので、せっかく自分の住んでいる地域なのに、あんまり歩く気になりません。
こんなドデカい車が止まっていたり


ドデカい建物があったりする、極めて平凡なまち、かといって奇麗かというとそうでもないまちなんです。

ちなみにアッパーウェストはマンハッタンの中でも人が住み始めた歴史が一番浅い地域であって、その前はゴミを放置していたとか。
だいたい歴史の浅いまちで共通して現れる特徴でもありますが、区画が大きく、建物も大きいです。セントラルパークの向こう側のアッパーイーストに比べると４倍も大きい区画があったりするので納得します。 


一応この道路はブロードウェイです (*≧艸≦) ｳﾌﾌ
あのミュージカルで有名な「ブロードウェイ」の、そのブロードウェイなんです。えっらい遠いですけどね。道路名が一緒ってのは、一応繋がっているということ。
だけど、アッパーウェストサイドでは道幅が広くなっているので、こんなに殺風景なんです。


あとアッパーウェストのもう一つの特徴というと駐車が大変ということですかね (^_^;A
ニューヨークはアメリカではほぼ唯一の、「車を持たなくても暮らせる都市」なのですが、なぜだかアッパーウェストの人たちは車を持っている比率が高い。地域に何もないから？！？！ (´∀` ●)ゞ


途中でお花屋さんを見つけたのでちょっとした春を楽しんだり。


カトリック教会まで来るとほぼ家に到着！です。
ここからはスーパーによって買い物をしたりして (; ^ω^)　生活感バッチリです。



大阪で住んでいたまちは
その名も高い
天神橋筋商店街 ヾ(＠⌒▽⌒＠)ノ
商店街とすぐ背中合わせをしているような場所に住んでいたので、延長距離2.6kmといわれる日本一長い商店街を散歩するのが一番の楽しみでした。

どっちが住みやすいかって？
言うまでもなく、天神橋に決まっとるやん。 (*≧艸≦) ｳﾌﾌ


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