時にはクラシック音楽も

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ニューヨークと言えば芸術。
ファッションを先頭に、モダーンアートは世界屈指のパワーを誇るまちでもあります。

そして何と言っても欠かせないのが、ミュージカル。
ミュージカル=ブロードウェイとまで思えてしまうほどですよね。
実際のところ、わざわざ物価の高いニューヨークで英語を習っている人の中には「ミュージカルを見るために」という人も多くて、私が通っているランゲージスクールにもそういう人がけっこういます。



しかし、そういう派手な芸術だけではなく、
本当に町中に芸術が転がっているのがニューヨークなんです。落書きとか、道端で演奏している人とか、道路にチョークで絵を描く人とか、、、

その中でももっとも身近なのは(少なくとも私には)地下鉄芸術家です。
地下鉄の駅ではほんとういろんな人が演奏や歌を披露していて、人がたくさん集まるタイムズスクエアとかの駅には誰かはいつもやっていると言っていいほどです。


その音楽ってのが
時にはヒップホップ、
時には南米的打楽器、
時にはポップ、
時にはヴァイオリン、、、、
ほんとうに多様なんです。


ここの地下鉄、、、ハンパなくうるさいので、よくこんな所で歌ってんな〜と感心するぐらい。
そして人にもよりますけど、中には本当に素晴らしい実力の人もいます。もう、そこそこのスターより素晴らしいぐらい。
最初は珍しくて写真を撮ったりしたんですけど、本当にどっかに出かけると、どこかの駅で一回は見るほどたくさんの音楽家が出ているので今は ( ̄− ̄)フーンって感じです (^_^;A



さて、
今朝、いつもの駅に入って階段を降りているうちに電車が一本出てしまい、
その悔しさったら。。。

一昔前の私だったら絶対それ、走って駆け込み乗車しますけどね (^_^;A
私、、、ニューヨークに来てからだんだん元気が抜けて、この頃は駆け込み乗車ところか、2メートル以上走るってこともないんです。


とにかく、

電車が出る音が、世界レベルでうるさいニューヨークの地下鉄なので
ん!!もぉぉおおお!!!と、朝からちょっと神経を揉んで、階段を下り続けていると
どこかから正体不明の音が聞こえるんです。
なにか、、、布を破るような、でもその布がとてつもなく高級で柔らかい布のような、よくわからない音。
電車がホームから完全に離れてちょっと静かになってから耳を澄ませて聴いてみると
それは、歌を歌っている人の声でした。
でも今時のポップな発声法ではなく、久しぶりに聴く声楽の発声法。

地下鉄ミュージシャンの中で声楽は珍しいので(当然ですよね。あの人たち、声を大事にしないとね)
びっくりして見てみると
おや!
アジアの人でした。小柄なアジア系の男の人で、
とってもきれいな音でした。


正直私はミュージカルよりはオペラが
ライブコンサートよりはオーケストラの演奏会が好きな
ちょっと古い人間なので
この機会をお見逃しなく!
長いことホームで歌を聴いていました。

(地下鉄が邪魔でしょうがない;;)


やっぱり、、、
楽器の演奏も素晴らしいし、ポップミュージックもいいけど
何百年も同じ方法で音を出して、数億、否、数百億の人を感動させ続けてきたクラシック声楽って、人間の声って、本当素晴らしいな!!!と再び感心しました。


思いついてAndrea Bocelliの動画を探してみました。


今日、地下鉄の駅で名も知らない人が歌っていた曲は
Ave maria



そして、この人の声を聴くと必ず聴きたくなる
Time to say good bye.

アンドレアさん若い!!!!




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